紹介 表紙


祖母の思い出のアイヌ犬
天雄・美唄中井


昭和39年4月14日生まれ
北雄(田村氏)× 千栄・札幌今井

 祖母のひとくちメモ  
昔はのどかで交配する時、所有者大西さんから 「母さん。今から行くぞ!」との電話で小樽の錦町 から豊川町迄、犬一匹交配の為にとことことやって来、着いた時には、まず玄関口で「わんわん」 (きっと「来たぞ!」と言う知らせなのでしょうね) と鳴き、そして交配が終わった頃に大西さんが迎えに来たものです。
※錦町から豊川町迄は大体徒歩15分位かかります。
天雄には祖父母の家に行くルートが決まっていたようです。
私達はその思い出話を聞いた時、今では想像できない光景なので 「なんて昔はのどかだったのだろう」とつい笑って聞いていました。 それにしても犬の嗅覚って凄いものですね・・・



不二姫・蝦夷岡田


刀(長井氏)× 不二(伝法氏)
 祖母のひとくちメモ 
当時”十間道路”(現小樽市石山町)でまがりをしていた頃、 大家の反対を押し切って飼っていた犬達の一匹、不二姫。 ある日、犬小屋から逃亡し、幼い子供達を連れ探しに探したが みつからず、神頼みをしたところ「海の近くに行け」と言われ、 海まで行き、探したがみつからず。海にいなければ山の方・・・ と緑町へ行った所、市場付近でそれらしき犬をみかけた。 (きっとおなかをすかしていたのでしょう)との声を聞き、 やっとみつけることができた。 ・・が「いい犬だ」と見る人にはわかる犬だったのでもう売ら れることになっており、家に帰り、じいさんとその人との話し 合いでやっと返してもらえる事になった。 じいさんにはどやさられるし、大変な思いをして探した犬 だった。
祖母からよく犬の話を聞くのですが、祖母は若かった頃、一日に二頭だてで何往復と散歩をしていて、誤って犬を逃がした事が度々あり、その度に家族総出で犬の捜索をしたそうです。この時は、探すのに手こずったようで何日も何日も探しにでかけたようです。